いつかは行きたい北海道一周ドライブ

Vol.05「まさみパイン」さんの北海道1周レポート

■旅行者:まさみパイン さん(男性・無職・60歳代)
■居住地:北海道江別市
■旅行時期と期間:2019年5月、7月、8月、2020年7月、9月、10月(6回・計20日間)
■北海道内の主な移動手段:キャンピングカー

いちばん印象に残ったのは?

礼文島・利尻島
長年訪れたいと思っていた礼文島・利尻島が心に残りました。
礼文島では晴天、なだらかな丘陵や切り立った断崖から望む海も絶景で「澄海岬(すかいみさき)」や「桃岩展望台」などの有名スポットが素晴らしかった。「花の島」と言われるだけあって様々な高山植物が咲いていました。礼文島固有種の「レブンアツモリソウ」が時期終わりで見られなかったのが少し残念。
映画「北のカナリアたち」のロケ場所になった小学校校舎「北のカナリアパーク」では、教室に吉永小百合さんが立っていてビックリ!!(結構リアルなプロジェクションでしたが・・・笑) 校舎と背景に堂々とそびえる利尻富士がとても綺麗でした。
利尻島は登山、サイクリングといろいろ楽しめますが、あいにくの雨で観光バスで巡ることにしました。「オタトマリ沼」「姫沼」から利尻富士を望むことができず残念でしたが、小雨降る幻想的な沼の景色も心に残りました。「仙法志御崎公園」では海辺に歩いて行くと岩場の天然プールでアザラシが餌をおねだりして泳いで寄ってきます。これがとっても可愛らしい。

2019年5月 1~2日目
江別
滝上
上湧別
江別
1江別
2滝上
3上湧別
4江別
2019年5月「春の訪れオホーツク花めぐりの旅」滝上→上湧別
車旅に憧れてキャンピングカーを購入、妻と愛犬と共に旅の始まりです。


【芝ざくら滝上公園】芝桜の名所(見ごろは5月中旬から6月上旬)
小高い丘一面が芝桜で埋め尽くされます。淡いピンク、濃いピンク、白の織りなす大地の絨毯と、残雪が残る山々に澄んだ青空は春の絶景です。
【上湧別チューリップ公園】北海道最大チューリップの名所(見ごろは5月中旬から下旬)
色とりどりのチューリップ畑と風車小屋の景色はオランダを想像させてくれます(??) 普段見たことも無いような変わった品種もたくさんあります。
2019年7月 3~5日目
江別
石狩
雄冬
苫前
ノシャップ岬
宗谷岬
礼文
利尻
稚内
江別
1江別
2石狩
3雄冬
4苫前
5ノシャップ岬
6宗谷岬
7礼文
8利尻
9稚内
10江別
2019年7月 「絶景『日本海オロロンライン』島めぐりの旅」石狩・雄冬→苫前→稚内→礼文島→利尻島
【石狩・雄冬】道の駅「石狩あいろーど厚田」で休憩。人気の十割蕎麦など食事のお店も充実、夕陽の絶景ポイントでもあります。道の駅から40分ほど北上したところにある、雄冬(おふゆ)は奇岩が連なる海岸線が美しい。
【苫前】道の駅「風W(ふわっと)とままえ」の温泉で疲れを癒しレストランで食事の後は海を眺めて車中泊。
【稚内】海岸沿いから見える巨大風車が連なる景色は圧巻。「ノシャップ岬」から「宗谷岬」へ日本の最北端に到着!!
【礼文島】映画「北のカナリアたち」ロケ場所の校舎から望む利尻富士が素晴らしい。「澄海岬」「桃岩」「穴あき貝殻だらけの砂浜」など見どころいっぱい。
食事は「海鮮処 かふか」で新鮮な海の幸に大満足。
【利尻島】今夜はペンションに宿泊。翌朝から小雨でレンタサイクルをあきらめて観光バスで島巡り。霞がかった「姫沼」や「オタトマリ沼」も幻想的でした。「仙法志御崎公園」ではアザラシがお出迎え。つぶらな瞳で愛らしい姿に癒されました。利尻島、礼文島は、また訪れたい感動と絶景のおすすめスポットです。
2019年8月 6~11日目
江別
小樽
積丹・島牧
せたな
七飯
函館
大間
佐井
恐山
弘前
青森
函館
江別
1江別
2小樽
3積丹・島牧
4せたな
5七飯
6函館
7大間
8佐井
9恐山
10弘前
11青森
12函館
13江別
2019年8月「『日本海追分ソーランライン』と東北ねぶた祭りの旅」小樽→積丹・島牧→せたな→七飯→大間→弘前→青森
【小樽】運河と石造倉庫群がレトロ感漂う素敵な街で、ガラス細工、オルゴール、スイーツなどのお店でいっぱい。
【積丹・島牧】積丹半島「神威岬」が超絶景! 積丹ブルーの透き通った海と空の青さが美しい・・・移動して道の駅「よってけ!島牧」で車中泊。
【せたな】「三本杉岩」「窓岩」「親子熊岩」など奇岩や断崖絶壁が見どころの海岸線、絶景ドライブコースです。
【七飯】人気の道の駅「なないろ・ななえ」で車中泊。施設もきれいで函館の車中泊はここで決まり。
【大間】いよいよ津軽海峡フェリー大函丸に乗船、90分の船旅も快適に大間に上陸。やったー!!
「仏ヶ浦」は巨大な岩が連なる海岸で必見ポイントです、まさに極楽浄土・・・。「恐山」は硫黄臭が漂い三途の川や地獄や巨大仏像、まさにあの世との接点?
【弘前】「弘前ねぷた」は武者絵が描かれた色鮮やかな扇型の山車がとても綺麗。巨大な太鼓に何人もまたがり長バチで打ち鳴らす姿が勇壮でした。
【青森】「青森ねぶた」は丹精込めたド迫力のねぶたが沿道の観客間際まで迫りくる。鳴り響く太鼓、笛、鉦の音に合わせてハネトも乱舞する様は圧巻です。
祭りの余韻を楽しみながら深夜便のブルーマーメイドで帰路函館へ。津軽海峡フェリーの「海割ドライブ」はコスパ最高です!!
2020年7月 12~13日目
江別
岩見沢
中富良野
美瑛
旭川
天人峡(東川)
旭岳
江別
1江別
2岩見沢
3中富良野
4美瑛
5旭川
6天人峡(東川)
7旭岳
8江別
2020年7月「満開ラベンダーと大雪山の旅」岩見沢→中富良野→美瑛→旭川→天人峡→旭岳
【岩見沢】「いわみざわ公園バラ園」では、バラが満開でいい香りに癒されました。レストランで本格的なピザやパスタが食べられます。
【中富良野】「ファーム富田」のラベンダーも満開、色とりどりの花畑と十勝岳の景色は絶景です。
【美瑛】「青い池」の、綺麗な水色の池に立ち枯れたシラカバが幻想的です。そして「ぜるぶの丘」ではパッチワークのように色分けされた花畑が丘一面に広がり素晴らしい。
【旭川】「21世紀の森」は、綺麗に整備されたキャンプ場や温泉小屋もあり激安料金が嬉しい。今日はここで車中泊。
【天人峡】「羽衣の滝」。ここでは無料駐車場から600~700m歩きます。段々に流れ落ちる滝の姿は必見です。
【旭岳】ロープウエイに乗り「姿見の池」まで軽装備で歩いて行けます。高山植物もたくさん咲き、青空をバックに白い噴煙を上げる旭岳が美しい。
2020年9月 14~17日目
江別
遠軽
小清水
知床
根室
厚岸
池田
上士幌
清水
江別
1江別
2遠軽
3小清水
4知床
5根室
6厚岸
7池田
8上士幌
9清水
10江別
2020年9月「オホーツク海と世界遺産『知床』道東めぐりの旅」遠軽→網走→小清水・知床→根室→厚岸→池田→上士幌→清水
【遠軽・網走】日本最大級の「太陽の丘えんがる公園」のコスモス園は見ごろを過ぎて少し残念・・・。網走「天都山」でオホーツク海を一望、道の駅「流氷街道網走」で車中泊。
【小清水・知床】「原生花園」も時期遅くハマナスの実が残るのみ、残念・・・。そして、いよいよ世界遺産「知床」。まず「オシンコシンの滝」を見てから「知床五湖」へ到着するも、ペット立入禁止にて散策断念。またまた残念・・・。それでも「知床峠」の眺めは最高。やったー!!
【根室】雨の中「納沙布岬」、日本の最東端に到着!! でも霧で真っ白、残念・・・。「風蓮湖」は海水の混ざる汽水湖。雨も上がり遊歩道を散歩すると、エゾシカやワシも間近に見られ、立ち枯れした木々が幻想的でした。
【厚岸】「厚岸漁協直売店」で花咲ガニをお土産に購入、道の駅「厚岸グルメパーク」で車中泊。特産の牡蠣など新鮮魚貝を買い、炭火で焼いて楽しめます。
【池田・上士幌】「池田ワイン城」でワイン製造工程を見学。新規オープン道の駅「かみしほろ」で車中泊、レストラン、パン、スイーツのお店も。
【清水】蕎麦の名店「目分料」で冷たい蕎麦をいただきました、石臼びきの蕎麦でとても美味しかったです。
2020年10月 18~20日目
江別
定山渓
登別
室蘭
七飯
函館
江別
1江別
2定山渓
3登別
4室蘭
5七飯
6函館
7江別
2020年10月「定山渓から函館山へ紅葉めぐりの旅」定山渓→登別→室蘭→大沼→函館
【定山渓】温泉が有名ですが、おすすめは「定山渓ダム」です。真下から眺める巨大ダムの姿は圧巻、 絶景はダム湖に映る山々も美しい紅葉です。
【登別】「地獄谷」は、荒涼とした山肌から吹き出す白煙と硫黄の臭いも凄い地獄の景色です。凄まじい地球の息吹を肌身で感じました。
【室蘭】「地球岬」では、断崖絶壁が連なる海岸や太平洋を望むパノラマが圧倒的です。道の駅「みたら室蘭」(白鳥大橋記念館)で車中泊。
【大沼】紅葉で色づいた「大沼公園」は日本庭園のような景観。青空に映える「駒ヶ岳」も素晴らしい。
【函館】「函館山」山頂の駐車場で車中泊。夜景も美しかったが、オレンジ色に染まる朝焼けに感動しました。
旅行時期やお天気によっても毎回違う景色、思い出が楽しめる北海道です。ベストシーズンを狙うも良し、オフシーズンでも楽しめます。
道の駅も多く車中泊でも安心して旅行できます。みんなで快適に利用するためにもゴミ持ち帰りや夜間のエンジンかけっぱなしなどに注意し、マナーも大切に。
ペット同伴される方は、「ペット不可」の観光地もあります。現地の情報収集は、観光協会や市役所等に事前にメールで確認すると良いでしょう。親切に対応してくれますよ。
移動距離が長くなりがちですが、こまめな休憩や余裕をもったスケジュールで安全運転を。事故なく無事に終えてこその楽しい旅ですから。