約3,000年前、定住化が進んだ頃の貝塚。発見された29ヵ所の墓からは北海道では珍しい“通過儀礼”と思われる抜歯痕のある人骨や胎児骨を伴う妊産婦の人骨が確認された。アサリなどの貝類やカレイなどの魚骨も発見されており、貝塚周辺には砂浜が発達していたことや、現代の北海道の気候に近く、寒冷化が進んだ様子がうかがえる。世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産のひとつ。
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