いつかは行きたい北海道一周ドライブ

Vol.03「電車の運ちゃん」さんの北海道1周レポート

■旅行者:電車の運ちゃん さん(男性・会社員(電車をころがしています)・50歳代)
■居住地:神奈川県綾瀬市
■旅行時期と期間:2019年7月(1回・計10日間)
■北海道内の主な移動手段:自動車

いちばん印象に残ったのは?

宗谷丘陵の「貝殻の道」
おすすめポイント・・・多すぎて書き切れません・・・。今回訪れた場所以外にもまだまだたくさんあるんです。その中でも、天気が良いときの宗谷丘陵、青い空に青い海、そして白い貝殻の道等が最高です。道北、最北の碑までは訪れても、宗谷丘陵のここまで訪れる観光客も少なく、混み合っていたこともありません。ゆっくり景色を堪能できます。また、道北にはサロベツ原野や、大規模牧草地など、「これぞ北海道」って感じの場所が多いです。

2019年7月 1~3日目
青森
函館
滝川
札幌
三笠
美瑛
1青森
2函館
3滝川
4札幌
5三笠
6美瑛
1日目 神奈川→青森→函館
7月は、恒例の北紀行へ。
自分の車で北海道へ行くようになって早20年・・・2019年も渡道してきました。
0時過ぎに青森港フェリーターミナルへ到着。いつもの、2時40分のフェリーで函館へ。
この時間のフェリーをよく利用するんです。函館に朝6時半に到着するので渡道した日から有効に使えて良いんです。
最近の新しいフェリーは締結の器具が出ているタイプで無くなったので、ホイールへの傷を気にしなくて良くなりました(^^ゞ  以前は右に左と避けてフェリー構内を走行・・・それなのによく、ガリッと不吉な音がしたものです。。。(>_<)
2日目 函館→滝川→札幌
早朝に函館へ到着、一日十分に走れます。時間があるので、国道だけを使って滝川へ。前から訪れたかった激盛りの聖地、有名な「喫茶・マリン」さんへ。ちゃんと完食・・・って、完食が出来ちゃう自分が怖い。。。
夜は、札幌在住の友人達とジンギスカン屋さんへ。焼き始めると食べるのがいそがしくて、写真がいい加減(^^ゞ このあと、3人で場所を移動して、いつの間にか深夜に近い時間まで。友との語らいは楽しいのです♪
3日目 札幌→三笠→美瑛
三笠のクロフォード公園に保存されている、キハ82系特急気動車、DD51などを見学。キハ82系が編成で保存されているのは貴重ですよね。そろそろ大きな修繕をしないと傷みが酷くなってきています。。。それにしても、キハ82系って、今見ても古さを感じさせないデザインです(^o^)
続いて美瑛のいつもの丘に。残念ながら、十勝岳はまったく見られず。。。(>_<) 丘全体もなんだか霞んでます。
畑と道路の間には、「立ち入り禁止」の看板が至る所に。残念なことに、畑に入って写真を撮る、マナーが欠如したカメラマンが多くいるとか。
そんなこんなで道路から写真を撮っているうちに、黄昏時。
2019年7月 4~5日目
美瑛
旭川
下川
美深
糠南(幌延町)
サロベツ原野
稚内
宗谷丘陵
豊富
美深
能取岬
北見
1美瑛
2旭川
3下川
4美深
5糠南(幌延町)
6サロベツ原野
7稚内
8宗谷丘陵
9豊富
10美深
11能取岬
12北見
4日目 美瑛→旭川→下川→美深→糠南→サロベツ原野→稚内
本日は、職場の後輩が新千歳空港経由で旭川に来ます。お昼過ぎに旭川駅で待ち合わせなので、またちょっと、美瑛でぶらり(^^ゞ
旭川駅に戻って、後輩のK部氏と合流。2人でお昼を食べに市内にあるラーメン屋さん「生姜ラーメン みづの」へ。昔ながらのラーメンに、生姜の味が合うんです(^o^)
稚内へ向かう道中、毎回立ち寄る定点観測地である下川町の「サンルダム」へ。2016年から始まり、2017年6月、2017年10月、2018年6月、2018年10月・・・。今回は、ついに完成のダムカードを頂けました(なので、2019年より、定点観測地は北海道新幹線・新小樽駅と変更としました)。
続いて、美深の町なかにある食堂「井上食堂」に寄り道。ソフトクリームの6L(10人前ぐらい)に挑戦するK部氏。彼は10分ほどで完食しましたが、最後には、垂れてきたソフトクリームで手が冷えきってしまって、震えてました(笑)。※前は、5Lまでだったのが最近、6Lなる物が出来たようです。
幌延では、ヨド物置「あぜくら」の駅舎、糠南駅に寄り道。廃止になる前にしっかり見ておかねば・・・。
サロベツ原野沿いの道道106号。残念ながら、この時、利尻島は見えず。記念撮影のために止まったのでは無いのに、勝手に車の横に立つ、K部氏。ちなみに、彼は仕事場からそのまま来たので出勤時の服装です(笑)。ちなみに、撮りたかった写真は、無人のほうでした。
稚内に着いたら「ボリューム亭」でハンバーグ定食。お店の名前の通りボリューム満点です。このお店の唯一の難点は、閉店が早いこと。公称19時ですが、18時でほぼラストオーダーなのです。夕食を先に食べてから、またサロベツ原野へ。
オロロンラインの道道106号へ戻ってきたら、ガスっていたのが晴れていました。この時の夕陽撮影の時間、19時半ぐらい。
5日目 稚内→宗谷→豊富→美深→網走→北見
宗谷バスの稚内営業所、こちらも定点観測場所。
観光シーズンに入っていて、「琉球バス」車両の宗谷バスは、一台しか見られませんでした。が、今年もちゃんと南の島、沖縄から琉球交通バスが応援に来ていました。宗谷バスでは、2008年から那覇バスと琉球交通から、沖縄が閑散期(団体客が減るそうです)となる夏季限定でバスガイドの派遣、2009年からは運転手、そして、2010年から琉球交通バスの車両まで借りているんです。逆に冬期には、宗谷バスが琉球交通に貸し出されているんですよ。シールの下には琉球交通の「通」の字が見えます。 
そして、ここは、渋谷ではありません(笑)。最北の地、稚内であります(^^ゞ
宗谷バスは、東急の資本から外れて何年も経つのですが、東急バスから譲渡されたお下がり車、東急バスのカラーリング車両が多く在籍しているんです。
まず向かったのは「シェルロード白い道(貝殻の道)」。道が白く見えるのは、帆立の貝殻が敷いてあるからなんです。ここは毎年来ちゃいます(^^ゞ
宗谷岬にある最北端のガソリンスタンド「安田石油」で給油。年に2回、必ず給油するようになって20年。「今年も来ましたね」って、顔を覚えられちゃってるんです(^^ゞ 今年もちゃんと給油証明書と貝殻のお守りを頂きました。
お昼は、豊富にある、いつもの「丸勝亭」。この厚みなのにお肉が柔らかいんです。
次に、美深のトロッコ王国へ。元美幸線の廃線跡で往復10キロの乗務・・・折り返し地点で停止信号が現示されているのに指差確認しているK部氏。
オホーツク沿いを走り、暗くなる前に、私の大好きな岬、能取岬(のとろみさき)へ到着。
嫁さんが、仕事を終えて羽田から女満別空港へ来たので、空港で合流。夕食は、3人で北見にある回転寿司の「トリトン・三輪店」。回転寿司の領域を超えた素晴らしいお店なんですよ(@_@) 平日の昼間とか夜でも地元住民で混んでいて、待たないと座れないほど。お腹一杯に食べました(^^ゞ
K部氏を北見の駅に送り届けて、お別れ・・・とはいえ、2020年もまた同乗の予定なんです(^^ゞ
2019年7月 6~7日目
北見
清里
霧多布(浜中)
納沙布岬
女満別(大空)
美瑛
1北見
2清里
3霧多布(浜中)
4納沙布岬
5女満別(大空)
6美瑛
6日目 北見→清里→霧多布→浜中→納沙布岬
本日は、東端の岬へ向かいます。
まず清里にある、オホーツク海まで延びるように見える道(通称:ストレートロード)を通過。
根北峠を通って、霧多布の「寿司ひらの」へ。まだ、炙りサンマ丼が食べられないので、旬の豪華海鮮丼。周りに巻いてある昆布が柔らかくて食べられるんですよ(^o^) これは、またまた美味しい海鮮丼でした♪
さて。食後のデザートは。
日本のハーゲンダッツのアイスは、神奈川県横浜市に本社がある「高梨乳業」が作っています。その原料となるミルクが作られているのは、浜中町にある高梨乳業の工場なんです。その工場で作った牛乳のソフトクリームが唯一食べられるのが、浜中のコープ。コープ内には、そのソフトクリームが食べられるコーナまであるんですよ(^o^) お味は・・・ソフトクリームなのに、バニラアイスのお味が♪ ちなみに、ハーゲンダッツのアイスは、浜中で作った原料を、高梨乳業の群馬工場でアイスに加工しているそうです。
そして納沙布岬・・・。海上は霧が出ていて、北方領土は残念ながら見られませんでした。北方領土、いつ返ってきますかね。。。
女満別まで戻って、いつも宿泊する「ファームインゆい」さんへ。一日一組限定の宿なんです。
ゆいさんの夕食、朝食と、ゆいさんの自作野菜がいっぱい、これが、また新鮮な野菜で美味しいんです(^o^) ミニトマトの「あいこ」なんてフルーツみたいに甘いんですよ♪
7日目 女満別→美瑛
今日は、丸瀬布や愛別、当麻町を通って、美瑛へ。美瑛の丘からちょっと外れた静かな場所にあるカフェ「メルル」でお茶をしながら、函館から来たI氏、札幌でもお会いしたH氏と待ち合わせ。
3台でいつもの丘へ来たのですが・・・今日もまた曇り空、そして十勝岳も雲の中・・・。いつもの行いなんでしょうかね。。。
美瑛の定宿「てふてふ」に到着。今宵も美味しい夕食を頂きました。
2019年7月 8~10日目
美瑛
中富良野
美瑛
北竜
札幌
函館
青森
1美瑛
2中富良野
3美瑛
4北竜
5札幌
6函館
7青森
8日目 中富良野→美瑛→北竜→札幌
朝食の前に、定番のファーム富田へ。早朝なのに観光客がたくさん・・・って、その観光客の一人です(笑)。昼は周辺の道路で渋滞が発生するそうです。
そして、ついに怪しい車に捕獲されちゃいました(悪いことをして無いんだけどなぁ~)。って、実は、札幌在住のお友達で探索家でもある、N氏が、私が美瑛にいると教えたら、美瑛まで来て下さったんです。N氏、最近はまっている、ドローンを持ってきて下さいました。丘を上から見るのって、また違った雰囲気で良いですね。
次に、北竜にあるひまわり畑へ。って、時期が早くて・・・一輪しか咲いていない・・・と思ったら、奥に咲いている場所がありました(^o^)
いつもの通り、暑寒国道、道々28号 当別ダムを抜けて江別、札幌へ。
9日目 札幌→函館
B級グルメ好きな私。やっと訪れることが出来たお店・・焼きそば専門店「ランラン」!
中山峠を通って一般道で函館へ。渋谷駅前に到着(しつこいですかね)・・・では無く、函館駅前に到着。函館バスも前は東急グループだったんですが、2003年に東急グループから離脱しています。こちらもバスのカラーリングは東急バスのままなんですね。
美瑛でご一緒だったI氏がホテルまで迎えに来てくださって、梅乃寿司さんへ。いつ食べに訪れても美味しいのです\(^_^)/ ※現在、店内での写真撮影は禁止になっています(2015年に撮影)
10日目 函館→青森→神奈川
津軽海峡フェリーのいつもお世話になっている「ブルードルフィン2」号へ乗船。2020年6月から新造船「ブルールミナス」の就航が決まり、この「ブルードルフィン2」は5月22日午後5時5分青森発の17便を最後に引退しちゃったんですよ(>_<)
北海道が・・・遠ざかります・・・。
そして青森着。このフェリーから下船する時が何か寂しいんですよ。「帰って来ちゃった」、って感じで・・・。
実際は自宅まで、まだ750キロぐらいあるのに。。。
20年ほど前から、マイカーで毎年2回ほど(通年、6月、10月)渡道するほど北海道のトリコになっています。最近は観光地の小樽等はスルーして、景色の良い場所やマニアックな(鉱山等の廃墟や野天風呂等)場所を見学したりしています。渡道するとだいたい10日間ほど滞在していますが、10日間ほど掛けてもピンポイント的に見学するような状態です。一つ一つの見学場所や景色の良い場所が点在していて、地図上では近く感じても実際は50kmも離れているとかはザラですので、地図を見るときは縮尺にご注意ください。
札幌市内とかを除けば渋滞等は皆無ですし一般道での流れも速く、平均速度でも60km/h以上の印象です。ただ、ついついスピードを出しすぎたり、風景に気を取られての事故も起こっているようですので、十分に計画を立てて安全運転で道内の観光をされる事をお勧めいたします。本当にゆっくり景色を堪能したりするのなら、1ヶ月ほど掛けた方が良いのかなと思います。
また、5月はGW過ぎまで、10月は中旬を過ぎると山間部の峠等は積雪の心配があります。冬タイヤなどの装備をお勧めいたします。
そして、一番の注意点は、「食事が美味しい」です。旅行から帰ってくると必ず太っての帰宅となりますので健康診断等を受診予定の方は、旅行の前に受診をお勧めいたします(笑)。