2021年1月に津軽海峡フェリーメルマガ会員に実施したアンケートから、4,461名が回答した、津軽海峡フェリーを利用した冬のドライブ旅行で「最も感動した風景、道路、観光スポット」を、北海道・東北各エリア別ランキング形式でご紹介します。

函館エリアTOP5

北海道内では比較的、積雪量の少ない「函館」エリア。ドキドキの「初冬道」の方でもドライブしやすいということもあってか、冬も「函館」が道内票の30%以上を占める人気です。巨大ツリーがあらわれる例年12月の「はこだてクリスマスファンタジー」、イルミネーションや冬花火で彩られる12月~3月頃の「はこだて冬フェスティバル」、市民有志によるライトアップが美しい五稜郭公園の「五稜星の夢(ほしのゆめ)」など。ほかの季節には見られない、冬だけのまちの表情が注目を集めました。 乗船者アンケートより
  • ■美味もたくさん
    函館。雪がそれほど多くなく移動しやすい。美味しいものたくさん。(東京都・40代・男性)
  • ■歩くだけでテンション↑↑
    クリスマスシーズンの函館はクリスマスツリーなどがあり、街を歩いているだけでもテンションがあがる。(青森県・30代・女性)
  • ■澄んだ空気に映える
    はこだてクリスマスファンタジー。花火を見た後、函館山から夜景を見ると、冬の凛とした空気でさらに綺麗に見えます。(青森県・50代・女性)
  • ■日本じゃないみたい
    函館ベイエリア(日本離れした風景にみえます)。(青森県・40代・女性)
  • ■北国の冬を実感
    五稜郭駅で雪の降りしきる時、そばにいた高齢の方に「今日は、暖かいね」、といわれた時、そうなんだ、と感じた雰囲気が、印象に残っている。(栃木県・50代・男性)

札幌エリアTOP5

四季の中で、「札幌」エリアがいちばん票を集めたのが冬。積雪量は多いものの、道南からは走りやすい高速道路も通じ、着いてしまえば地下鉄などで気軽に移動できる都市部という点もポイント。何といっても国内屈指の雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」や、例年11月下旬~3月中旬の「さっぽろホワイトイルミネーション」など、雪国ならではのイベントの吸引力は絶大です。今冬のイベント開催状況はまだ分かりませんが(2021年10月現在)、ラーメンをはじめとするグルメ、温泉など、選択肢が多彩なのも、札幌の魅力です。 乗船者アンケートより
  • ■綺麗!
    冬の札幌がめちゃくちゃ綺麗です。(青森県・40代・女性)
  • ■寒さの質に違いが
    札幌の雪の寒さと青森の雪の寒さの質が違って驚いた。(青森県・30代・女性)
  • ■名所も雪化粧
    札幌市内。雪の積もった時計台や雪とネオンの大通公園。(岩手県・70代・男性)
  • ■夜景が圧巻
    札幌JRタワーレストランからの雪景色夜景が圧巻でした。(宮城県・60代・男性)
  • ■美味しいススキノ
    ススキノ近郊は美味いものがたくさんあり大好き。(埼玉県・50代・男性)

ニセコ・洞爺湖エリアTOP5

極上のパウダースノーが楽しめる「ニセコ・洞爺湖」エリアの冬は、道内エリア中、函館・札幌に次ぐ第3位にランクイン。蝦夷富士「羊蹄山」を望む近隣町村には、平時の冬なら国外からもウインタースポーツ目的の長期滞在客が多く集まるリゾートがいくつもあり、「外国にいるみたい」との声も。また、スポーツをする・しないに関わらず、羊蹄山をはじめとする山々の眺めや、その山間に点在する温泉を推す声も目立ちました。まさに「白銀」といったイメージ通りの、北海道らしい景色が楽しめる「冬のドライブ旅行」。急がない旅として、おすすめです。くれぐれも安全運転で! 乗船者アンケートより
  • ■しんしんと
    ニセコ。静かに降り続く雪が印象的。(埼玉県・40代・女性)
  • ■車窓の雪景色が綺麗
    北海道の実家からニセコまで行く道のりの、雪景色がとても綺麗でした。(青森県・50代・女性)
  • ■絶景に出合えた
    ルスツスキー場で快晴になり、大勢の人が写真を撮ってました。絶景です。(千葉県・40代・男性)
  • ■凛とした山容
    晴れ渡って寒い中、留寿都方面に向かったら、羊蹄山が凛とした姿で目の前に現れました。「蝦夷富士」の名の通り美しかったです。(青森県・70代・女性)
  • ■冬の湖もいい
    洞爺の冬景色に感動。(青森県・40代・男性)

網走・北見エリアTOP5

オホーツク沿岸の「網走・北見」エリアが冬ランキングで道内第4位に。遥かアムール川からやってくるという流氷が、オホーツク海に接近・接岸するのは例年1月中旬~3月初旬。各地で流氷観光船が出航するほか、接近時には車窓からその風景を眺めることもできます。気象条件に左右され、見えるかどうか、またその見え方もタイミング次第ですが、だからこそキレイに見えた時の感動はひとしおですよね。氷結した湖でのワカサギ釣り(そのあとの天ぷらも楽しい!)もランクインし、冬とはいえ、アクティビティを満喫している人が多いことが分かります。 乗船者アンケートより
  • ■観光船が印象的
    オホーツク海の流氷観光船が印象に残った。(神奈川県・50代・男性)
  • ■流氷ドライブ
    網走~紋別(流氷)が心に残った。(広島県・60代・男性)
  • ■見ごたえ十分
    網走の流氷ですね。昔ほど氷が厚くないらしいですが 十分に見ごたえがあります。(北海道・50代・男性)
  • ■冬のお楽しみ
    網走湖のワカサギ釣り。(北海道・40代・男性)

青森エリアTOP5

真冬の「豪雪中継」でおなじみの「酸ヶ湯温泉」が堂々の第1位。周辺には雪の壁がそびえますが、市街地からの道自体はキレイに除雪されるので、青森の冬を楽しむドライブの目的地としても人気です。ここを拠点に、ロープウェーを使って樹氷の八甲田へのアクセスも便利。また、桜名所・弘前公園が冬もランク入り。2017年から「冬に咲くさくらライトアップ」が実施され、こんもりと雪をまとった桜の木が「冬に咲く」幻想的な光景が早くも評判を呼んだようです。一方、昭和5年からの伝統を持つ、津軽鉄道「ストーブ列車」も根強い人気。マグロの初競りが毎年話題の大間もランクイン! 乗船者アンケートより
  • ■温泉を拠点に
    酸ヶ湯温泉を起点とした、スキーやスノーシューでのトレッキング。(北海道・50代・男性)
  • ■樹氷と名湯
    八甲田ロープウェーと酸ヶ湯が心に残っています。(東京都・30代・女性)
  • ■冬に咲く
    弘前城の雪の桜、ライトアップ。(北海道・50代・男性)
  • ■海と雪のコントラスト
    大間の海と積もった雪のコントラストが最高に美しく、いまでもよく写真を見返します。(東京都・40代・女性)
  • ■まるで人生!?
    大間。大間崎から見る海の厳しい色合いは、人生を思わせます。(北海道・40代・女性)

山形エリアTOP5

本州エリアの都府県で、青森に次いで票を集めたのが(意外にも??)山形エリア。特に、樹氷、スキー場、温泉と、冬のお楽しみがいっぱいの「蔵王」に人気が集まりました。ゲレンデや温泉地ならバリエーションも豊かなはずの北海道在住者からの得票がほとんどで、北海道のものとはまた違う魅力があると分かります。また銀山、柳川、肘折と、2位から4位まで、それぞれに風情の違う名湯がランク入りしたのも興味深いところ。 乗船者アンケートより
  • ■幻想的な樹氷
    山形の蔵王山の樹氷。ロープウェーから眺める樹氷ライトアップは幻想的。(北海道・40代・男性)
  • ■スキー旅行へ
    山形の蔵王のスキー旅行がよかった。(北海道・40代・女性)
  • ■お湯もいい
    蔵王の温泉がおすすめです。(北海道・60代・女性)
  • ■冬景色の名湯
    銀山温泉が心に残っています。(北海道・40代・女性)
大沼・道南
白く凍った大沼から見る雪をかぶった駒ケ岳。(北海道・10代・男性 ほか)

特徴的なシルエットの駒ケ岳。生命の息吹を感じるグリーンシーズンも素敵ですが、木の葉が落ちて見晴しも良く、雪化粧した姿にも惚れ惚れしますね。冬の大沼公園では、そんな駒ケ岳を眺めながら「大沼遊船」で氷上でのスノーモービルやワカサギ釣りなども楽しめますよ。(編集部)

知床
知床でオジロワシを観察できた。(兵庫県・50代・男性 ほか)

世界中から冬の北海道に人を惹きつけるのは、ニセコの雪だけじゃない! 狭い根室海峡の流氷上に密集するオオワシやオジロワシの希少な姿は、海外の研究者たちにも注目されるほど。羅臼からは流氷の間を縫う小型観光船が出航し、間近で観察も可能。ぜひ一度は訪れたい冬の北海道のシーンのひとつです。(編集部)

青森
風間浦村の下風呂温泉がよかった。(北海道・60代・男性 ほか)

温泉街に近づくとすぐに漂う硫黄の香り。その香りから想像する通り「濃い!」印象のお湯や、昔ながらの温泉街の風情も魅力です。2020年12月には公共浴場がリニューアルしたばかり。2021年夏、周辺地域は大雨で甚大な被害を受けましたが9月には無事道路も復旧しています。冬の名物・鮟鱇も楽しみに、ぜひ応援がてらお出かけください!(編集部)

青森
尻屋崎の寒立馬が印象的。(北海道・40代・女性 ほか)

春から秋には尻屋埼灯台が立つ海辺でのんびり暮らす「寒立馬」。厳寒期のみ、近くの「アタカ」という放牧地に移動します。防風林に囲まれているとはいえ、雪をかき分け草を食み、越冬するその健気な姿は感動的ですよね。「アタカ」も自由に見学できるので、冬だけのこの光景、目に焼き付けてみては?(編集部)

※各記事は2021年春版(2021年1月調べ)、2021年夏版(2021年1月調べ)、2021年秋版(2021年1月調べ)、2020年GW版(2019年GW調べ)、2020年夏版(2019年9月~11月調べ)、2020年秋版(2019年9月~11月調べ)のアンケートデータに基づきます。